崩壊までの経緯で追う 憲法と政治との関わり=井上寿一

 坂野潤治『明治憲法体制の確立』(東京大学出版会)は刊行から半世紀近くを経て古典的な名著となっている。近代日本の出発点における藩閥政府の「富国強兵」と民党の「民力休養」の対立は、明治憲法の制定をとおして「富国強兵」の側に収束する。他方で議会政治における政党の地位の向上が同時進行する。本書はこのような

出典
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20201027/se1/00m/020/014000c

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